初七日。
公開日:
ネコ
今日が初七日でした。
早いものです。もう1週間だなんて。
たまに「あれ、どこいったかな」って探してしまう。
9月18日0時20分過ぎ、ジェリーが息を引き取りました。
13歳と約2ヶ月。
他の13歳の猫ちゃんだったらまだまだ元気な子もいるのに。
4月に余命宣告されて、復活して元気に夏も乗り切ったけど、9月に入ると食欲が落ち始めました。
美味しいカリカリを上げるとガツガツ食べていたので、何日かそれが続くと「美味しいのが食べたいだけかな」と思っていました。
亡くなる1週間くらい前になると匂いを嗅ぐだけで自力では食べなくなり、口元に匂いの強そうなおやつの類いを持っていくとやっと食べる感じに。
食べないけどいつも通り動き回るし、なんだろうと思っているうちに何も口に入れなくなりました。
病院で血液検査をしてみると、かなりの貧血。
首から採血するのに、血管が細くて先生がすごく苦労していました。
尿検査もしてみようとしたけど、、、採れず。
それだけでもかなりのストレスだったし、これ以上の検査はちょっと無理だと判断。
少しだけ熱が高めだったので抗生物質を注射したら次の日には下がりすぎて逆に危ない状態に。
それなのにフローリングの冷たいところを点々と移動しているジェリーは冷えた体をさらに冷やそうとしてるように見えました。
温めてあげたいのに嫌がられる・・・
そして夜、日付けが変わるあたりから様子がおかしくなり・・・
本当に間際まで自力で動いて場所を移動していて、低いうなり声を出したと思ったらあっという間に動かなくなりました。
どの時点から苦しいと感じていたのかわからないけど、たまに頭をなでると、私の腕に前足を絡ませてしがみついてきたこと、忘れられないだろうと思います。
最後は痙攣すると思っていて、それを見るのがきっとつらいだろうと、そしてその時は本当に覚悟の時だと思っていたのに、痙攣しないでいってしまいました。
だから、なんとなく覚悟する暇がなかった感じ。
火葬は「いずみペット霊園」でしてもらいました。
個別に火葬して返してもらえればどこでもよかったんだけど、担当の方が本当にいい方で、ここに頼んでよかった。
きれいな猫ちゃんですね、安らかな顔ですね、と言ってもらえて、とても丁寧に対応していただきました。
動かなくなったジェリーは寝てる時の顔そのままで、本当に安らかな顔でした。
だからお別れの最後の最後まで信じられなかった。
1時間半くらいで骨上げ。
ここまで来ると諦めがつくというか、ちょっと自分でも落ち着いてたかな。
担当の方がいろいろ教えてくれて、やはりお腹のあたりにスカスカになった部分があって、何かあったみたいですねと。
原因は結局何だったのかよくわからないままです。
他の猫たちはジェリーがいないことをどう捉えているんだろうなあ。
アリエッタは鳴いている姿がたまに「ジェリーはどこ?」と探しているようにも見える。
いつも遊んでもらっていたテトは、あまりさみしさを感じてないような。
そんなわけで初七日。
法要とかするわけでもないので、なんとなく変な感じもするんだけど、区切りの日を迎えたような気持ちでいます。
まだまだ胸が苦しくなることはしょっちゅうだけど。
遺骨は自宅に置いてあります。
骨上げの時に、爪の部分を「別に持ち帰りますか?」と聞かれたけど、なんとなく分骨したくなかったからそれはやめました。
毛はちょっとだけ切って残してたし。
死んだ後のことはいろんな考えがあって、いろんな供養の仕方があって、遺骨の一部を手元に残るようにできたり、特に宗教上の理由もないので、ほんとどうしようかな。
自宅供養で手元に置いておく方も多いようですし。
ジェリーは幸せだったのかな。
何度も考えてしまいます。
もっと早く病院に行ってたら助かったのかとか、逆に病院に連れて行かないほうがよかったのかとか、考えるときりがないです。
きっと私には不満もたくさんあっただろうけど、幸せだったよねと思ってあげたいです。
13年ありがとう。私もジェリーに出会えて幸せでした。
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