定禅寺通のススメ(2014年5月)
いつもその月が終わってから、定禅寺通の写真を公開しているのですが
今めちゃくちゃいい時期なんでフライングしてみようかと。
今年の定禅寺通も、4月後半から黄緑色を帯びてきて、もうすっかり緑色になりました。
これから暑くなるにつれて、緑色も深くなります。
紅葉の時期もまた違った雰囲気がステキですけど、やっぱりポカポカ陽気の5月、若い緑色が一番きれいだと思います。
休日の朝など、カメラを持った人たちが増えてくるのもこの時期なので間違いないです。
2014年5月前半の定禅寺通
(5月1日)
(5月4日)
(5月7日)
(5月10日)
(5月13日)
すべて朝の写真ですが、光の加減がお天気でも変わりますし、数分の差でも変わります。
同じ場所で撮っても毎日違う表情を見せてくれるのがおもしろいです。
こちらにも写真あります。
2014年5月の定禅寺通
定禅寺通とは
昔、定禅寺というお寺がありました。場所は青葉区本町3丁目。間違っていなければ、勾当台公園の東側、仙台第1地方合同庁舎が建設されているあたりかと思います。
伊達政宗公が仙台城の鬼門封じのために創建させたお寺だそうですが、明治時代の始めに廃寺となりました。
Wikipediaによると、定禅寺の参道が定禅寺通と呼ばれていたそうです。
現在の定禅寺通(じょうぜんじどおり)は、道路の愛称として名前がつけられました。駅前通から西公園通までの長い道路です。
ここのケヤキ並木は「青葉通」と並ぶ、仙台市のシンボルです。
ケヤキが植えられたのは戦後で、まず青葉通に植えられ、そして定禅寺通にも植えられました。
今では樹齢100年をこえるケヤキもあるようです。
青葉通は現在、仙台市地下鉄東西線の工事をしていますが、地下鉄が開通したらまた美しいケヤキ並木が見たいですね。
さて、定禅寺通ですが、イベントなどがよく行われるのは勾当台公園から西公園の間で、ここだけでも700メートルあります。
この区間は仙台市の景観地区に指定されていて、建築物や広告物などに制限があります。定禅寺通のひとつ南側の大通りである「広瀬通」と比べるとその違いがよくわかります。特に夜なんか。ネオンサインとかないですし、夜は暗いです。
定禅寺通のススメ
景観地区に指定された区間には中央分離帯(以下、緑道といいます)があります。上の写真もこの緑道で撮っています。ベンチがあり公園的な要素もあるので、本を読んだりお弁当を食べたりするのも気持ちがいいです。
一応、歩道なので、自転車に乗ったまま通り過ぎるのはカンベンしてほしい・・・。
あまりいないですけどね。
緑道内は両脇の歩道に比べたら人通りがほとんどないので、のんびりできますよ。
車の交通量は多いですが、緑道の中にいるとそんなにうるささを感じないのが不思議なところ。かえって、雑音が心地よい?
ちょっとゆっくり休みたいなら、一番町や国分町あたりではなく、晩翠通から西公園通のあたりがおすすめ。
こちら側のほうが交通量が減ることもありますが、ガラス張りの「せんだいメディアテーク」が美しいのと、この辺はビル群が少ないせいか明るくて開放感が違います。
多分ですけど、写真もいい感じに撮れます(笑)。
仙台に観光で来ると、るーぷる仙台を使う方が多いと思いますが、「メディアテーク前」で降りて、ぜひ、バス停ひとつ分歩いてみて欲しい場所です。
仙台市民の方だと、この緑道を歩くのは「光のページェント」のときだけ、なんて人が多いでしょう。真夏の暑いときに涼むのもいいですけど、新緑の時期は今だけなので、ぜひ緑道内を歩いてみてください。
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