伊達政宗公380遠忌法要にて
5月24日は伊達政宗公の命日です。
政宗公の御霊屋である瑞鳳殿では、毎年遠忌法要が行われます。
いつもですと法要が行われている間、関係者以外は拝殿内(本殿の前)に入ることができません。
今年は380回忌ということで、一般の方も拝殿の中で法要を見ることができましたので
今日瑞鳳殿にいらっしゃった方はラッキーでしたね。
法要についてはきっと他のところでも紹介されていると思うので省略(笑)
私の今日の目的は、法要に参列するのはもちろんのことですけど
涅槃門(ねはんもん)が開いているところを目に焼き付けることでした。
涅槃門は瑞鳳殿の一番手前にある門です。
普段は閉じられていて、今日のような行事の時にしか開きません。
観光等で瑞鳳殿に来る方たちは、涅槃門の横にある扉から入ります。
そして石段を上がり、拝殿、本殿へと進んで見るわけです。
瑞鳳殿の本殿も開帳されて、中に安置されている政宗公の木像を見ることができますが、こちらはほぼ終日見ることができます。
涅槃門は法要が終わると閉じられてしまうのです。
昔はその日の間くらいは開いていたらしいのですが。
いやまあ、扉が開いてるだけ、なんですけどもね。
陣幕や提灯が飾られているのもこういった時だけです。
お正月前後は門松が飾られたりもします。
ここから覗くと、拝殿の向こうに本殿もちらっと見ることができました。
涅槃門をくぐって、拝殿の前から見た涅槃門
こちらは拝殿です。たくさんのお花が飾られています。
ご開帳されている本殿です。
中にあるのは政宗公の木像。
一般の方が参拝できないのは法要の間だけなので、始まる前なら参拝することができます。
法要前にはお賽銭箱が置いてありましたが、法要後はお焼香できるように変わっていました。
法要が終わったあとの涅槃門です。拝殿の前から撮りました。
緑がきれいですねえ。
閉じられた涅槃門。
法要では、伊達家のご当主を始め、藩士会や関係者が参道を登ってきますが、本殿前ではその間に献茶や献香の準備が行われるのです。
ニュースではほとんど映らない部分ですね。
法要が終わってから、献香した香りを聞かせていただきました。
こんなふうに伊達家に伝わる文化に触れるのはすてきな体験でした。
今日も夏日となり、暑い1日でしたが、やはり瑞鳳殿は涼しい。
ウグイスの声と美しい緑に包まれた厳かな法要に今年も参列することができて、とてもよかったです。
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